[733] Dazzie Dee - re-birth (1996)
ユーザー評価:未評価
1996年の名作。半数以上がBattlecat大先生が製作。時代背景もあるが、お蔵入りに終わった闘猫のアルバムにも通ずるプロダクションをところどころで披露。随所にちりばめられた音質、ループ間もまさにそれ。ゲスト人も豪華で、IceCube, K-Dee, Cookio, CMW, Chillなど西もの一直線な奴等が参加。闘猫作のAは見事にお得意のシンセメロにそこまでうまくないTalkBoxをかぶせるミッドファンク、DazzieDee本人もプロダクションでは負けておらず、タイトルトラックのBで哀愁含みの佳曲を披露。ゆるくLaidBackしたCはCubeにK-Deeがフォロー。Coolio, CMWを迎えたユルユルのTalkBox絡みトラックのF、本当にDazzieDeeのプロダクションかと疑いたくなるGは闘猫節を見事に周到。全編、気の抜けたファンク感をかもし出していて心地よい。DazzieDeeの垢抜けないフロウもそれで又魅力。
[732] 2PAC - Loyal To The Game (2004)
ユーザー評価:未評価
1996年の死後もなお数々のアルバムをリリースし、人々を魅力してやまない2PAC。本作は未発表曲の中から再構築されてのリリース。ExectiveProd.にAfeniとEminemの名が・・・ということでほとんどがEminemプロデュース。基本的には典型的なEminemサウンド。彼の色が強く出すぎて面白くもなんともない。そして@は一部ではEminemが引用した音源(2nd Verseやビート)をクレジットしていないとの噂もある。ぱっと聞いた感じはCのRunnin路線、NateDoggが絡むダウナー系1stシングルのF、Eminem哀愁なJなどはクオリティ高い。ラストのボーナストラック扱いの4曲等の方が個人的な趣向に合っていて心地よいが、QUIK仕事は微妙か。PACの存在感は薄れはしないし、Eminemは嫌いではないが、私が聞きたいのはPACであって決してEMINEMではない。Eminemが好きな人にはお勧め。
[731] Snoop Dogg - Rhytm & Gangsta (2004)
ユーザー評価:未評価
説明不要のGangsta&PopSta&PimpstaなSnoopDogg。1stシングルが私的に苦手だったので購入をためらっていたがやっぱりSnoopなのでゲット。Neptunesがガッツリプロデュースしてるのでどうかと思ったがふたを開けてみたらそんなことはまったくない。多重コーラスでいまどきな音を演出した@から臨場感たっぷに演出、続くにはタイトルどおりBangin'にFemaleヴォイスが絡む、そしてBはシングルカットされたポコスカトラック。初めて聞いたときナンジャコリャと思ったが、聞いていくうちに癖になる。ボトムが効いてズシンと響くD、Soopaflyがビートを巧みに切り替えていく技のあるE、2ndシングルとしてカットされたGはNep作だが爽やかなパーティーチューンで気持ちいい。50Centが参加したシリアストラックのM、Nep作によるまたも疾走感溢れ単純に気持ちいいO、しかたねぇからぐらいに入れてもらったDAZのクレジットが哀愁感をかもし出すP、Nellyが参加したLT Hutton作のポップメロウなR、BootsyCollinsが参加したラストSはバックのピアノをベースにLaidBack感溢れんばかりの二人の持ち味がステキ。Gangstaでもなんでもないだろうけど普通に聞けるいいアルバム。濃すぎるのはいやって人にはうってつけの一枚。
[730] Natris G - Me & My Guys (2004)
ユーザー評価:未評価
ナッシュビル出身、かなり評判のいい1stをだいぶ前に出してるみたいだけど私は未聴。Twista、Johnny P、 Belo(DOD)等をゲストに迎えているがDeathRow世代としてうれしいのはやっぱりDannyBoy!アルバムもなかなか出してくれないけど・・・さて、エロネタAはお歌が臨場感を引き立てるゆるゆるのベッドトラック。ソウルフルなネタでポップD、そして一押しのHはDannyBoyが参加!哀愁この上ないこの歌声は青春時代が蘇るな〜。KはJhonnyP, Twistaが参加しシリアスな展開にTwistaの早口フロウをあわせる激情チューン。雨音に始まり哀愁目白押しの切ないトラックにコーラスが臨場感を掻き立てるP、変則系ビートに神妙なコーラスを絡めたRでフィニッシュ。各曲のクオリティも高く、フロウも変な癖がなく安心して聞ける。メロウもの哀愁もの、ゴリゴリとバランスよく収録されてるのも高ポイント。
[729] Young Lay - Life Line (2004)
ユーザー評価:未評価
Khayreeの動きを察してかどうか、元YBBの面々の活動も活発化。YoungLayプレゼンツでのサントラ仕様のアルバム。製作陣にDaUndaDoggを全面起用。Bay人脈も生かし、全20曲を収録。盟友Dubeeを迎えたA、怪しげな機械音にコーラスを絡めたC、ハンドクラップにFemaleフロウが頼りなさ下にのるE、イナタすぎるチキチキトラックもUndaDoggの味なのか、トラックがもっと映えれば違うイメージになるであろうGHなど、プロダクションが弱いものが目立つ。後半も代わり映えすることはなく、サントラとしてのチグハグ感は出ているかも。YoungLayプレゼンツというネームバリュー以外には面白くは感じない。
[728] Survivalist - Retribution (2004)
ユーザー評価:未評価
アリゾナ出身の5人組グループSurvivalistの2nd。Bookieが単体でも有名だが、グループとしては母体がFoLifeのSlaveEnt.にレーベルを変更してのリリース。Battlecatがらみの製作で期待がかかる中、本作も数曲を担当。また、SwizzBeatzなんかも製作陣に参加。やっぱり光るのはBattlecat製作トラック。Cは哀愁ファンクベースに男性コーラスが絡む好トラック、アルバム内でずば抜けてハイクオリティなHはやるせなさをつつんだ突き抜けるようなコーラスがたまらない名作。闘猫作以外でも、ゆったりとしたF、哀愁染みたGはタイトなトラックに極上のコーラスが絡む、パワフルなIはこれで終わってしまってもよかったような情感あふれるフィナーレ系。粒玉ぞろいのパンチの効いた一枚。
[727] Suga Free... Mausberg... - The Konnectid Project (2004)
ユーザー評価:未評価
再発。Quik一派大集結のコンピアルバム。"SugaFree...Mausberg..."のタイトルからして2人の企画モノか?ファミリーコンピ的な扱いで、どのトラックもグルーヴ感に溢れ、Quik節がアルバム中に溢れている。ややLaidBackしかけた@はXzibitをメインにTalkBoxが気持ちよく冴え渡る、続くABなんかも見事に爽快ファンク。ハンドクラップもFemaleコーラスも気持ちいいスムースなE、G-FunkマナーなK、ゆるくしっとりしたFemaleコーラスが気持ちいいイM、Mausbergの哀愁Nでフィニッシュ。Mausbergの死後、ソロアルバム以外で彼のフロウが聞ける貴重な一枚であることは間違いない。
[726] Gangstas & Thugs - Just Another Day (1995)
ユーザー評価:未評価
Coolioが全面バックアップする4人組のヴォーカルグループ。ゴリゴリのGangstaRapとは異なるコーラス、ハーモニーで高クオリティなR&Bを聞かせてくれる。まったり、ゆったりとした楽曲を中心として展開。ギターリフとダウナー系コーラスのタイトルトラックの(3)、伸び伸びとしたリードボーカルが気持ちいい(6)、あったかメロウな(8)、LaidBack&スムースなコーラスがアルバム内ピカイチのGATアンセムの(11)。完全お唄ものですが、こういうのもまったりとしてたまにはいいもの。それにしてもグループ名とのギャップがありすぎて、ジャケ買いしたら面食らいそう。
[725] Volume 10 - Hip Hopera (1994)
ユーザー評価:未評価
???
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[724] Celly Cel - The G Filez (1998)
ユーザー評価:未評価
V-Townをしょって立つE-40率いるSicWidItからの3rdアルバム。職人G-ManStanがほとんどの曲に絡み、またもや製作陣がすさまじい!また、製作陣営のみならゲストも南からベイからイロイロなところから参加!クレジットだけで身震いしてしまいそう!ゴリゴリの前半の@はCellyCelによるG.Clinton2曲をサンプリングしたグサッと突き刺さるミッドファンク、NoLimitからSilkkTheShockerが参加したAは控えめなシンセがからむRicRock仕事。KeekTheSneakとYoungMugziを迎えたEはFelameコーラスがやさしく絡むTonCapone作のメロウチューン。ノリよくタイトに仕上げたK-Lou作のF、タメの効いたミッドファンクテイストのIにはなんとUGKが参加!そして製作はStudioTon!アルバム内一のシリアストラックJはポイントを抑えなるシンセに攻撃的なトラックがかっこよすぎ!Lは爽快感溢れFemaleヴォイスがフックを歌うG-ManStan仕事!キモチイー!続くMもG-ManStanがFemaleヴォイスをうまく使ったダウン系SickWidit賛歌。後半の伸びがすばらしい。CellyCelのフロウも相変わらずネチョリと貫禄を感じさせる。ただ製作陣の顔ぶれから見るともっといけたように思える。
[723] Celly Cel - Killa Kali (1995)
ユーザー評価:未評価
E-40率いるSicwititからのリリース。今回はKenFranklinがほとんどの曲をプロデュース。本人によるシンセ鳴り狂うA、代表曲の中の一つCはV-Townの背面を見事に描写したダウナーかつ溶けるようなスロウトラック。ねっちょりと絡みつくCellyCelのフロウに気だるそうなFemaleコーラスもまた一味。Spice1がゲストで「プルゥァー!」をかますミッドテンポなF、アルバムタイトルのJはビロビロしたベースにシンセがかぶさる。ユルユルベイファンクなLでフィニッシュ。程よくLaidBackしたもので構成されており、はまる人にはずっぽりはまりそう。個人的にはもう少しメリハリが欲しいところ。
[722] Celly Cel - Heat 4 Yo Azz (1994)
ユーザー評価:未評価
VallejoのベテランラッパーCellyCelのデビューアルバム。同郷のE-40のレーベルSickWitItからのリリース。ベイ屈指のプロデューサー陣StudioTonとMikeMosley&SamBosticeがバックアップ。ファンクビートに悪ぶりをベースをくわえFemaleヴォイスのいきり立つフロウもかっこいいアルバムタイトルの@、ネチッコイCellyCelのフロウにくわえ同じくらいネチッコイB-Legitが参加してまったりと繰り広げるA、ウワモノが気持ちいいミッドファンクテイストのB、盟友Levittiがお唄で援護射撃するD、スモーキーな雰囲気を演出するシンセにマイクリレーもLaidBackするH、そうそうたるアーティストの名前をひたすら朗読するKでラスト。ボリュウムは少なめだがCellyCelのフロウはねちっこいのでこれくらいがちょうどいいか。個人的にねっとりフロウとネットリトラックは苦手。
[721] MNMSTA - Walk In MY Shoez (2004)
ユーザー評価:未評価
FoesumのMC、M-STAあらためMNMSTAのソロアルバム。リリースが延期されたことで銃撃されたとかいった噂がでまわったが、ただフィリピンに旅行に行ってただけとの噂も(笑)Glazeがプロデュースをメインに行っているということでいやとなく期待が高まる。ちょっと間の抜けたようなFunkのりなタイトルトラックのA、シリアスでフックが耳に残るロウフライなB、スムースFunkトラックにコーラスをかぶせたアダルトなC、トラックが前半から目白押し。透き通った哀愁をかもし出す正統派FoesumサウンドのG、つづくHもFemaleヴォイスがコーラスとお歌で力強く歌い上げる胸にジーンとくるグッドトラック!Kは海岸沿いを思わせる爽やかなお得意のスムースチューン!力強いFunkビートにシンセが絡みMNMが無骨にフロウをぶちまけるLはAのREMIX!こいつはマジデかっこいい!FOESUM色にガッツリはまってくるのかと思ったらそうでもなくMNMの意向でこうなったのかはわからないが聞いていて気持ちのいい一枚に仕上がっている。Foesumファンもそうでない人にもお勧め!
[720] Mr. Capone-e - Always and Forever (2004)
ユーザー評価:未評価
日本への来日も果たし、固定ファンをしっかりと捕らえた感のあるMr.Capone-e。前作がかなりの出来だったため必然的に本作にも期待がかかる。蓋を開けてみると今回もバラエティに富んだ作品が多い。のっけから悪ぶりをふんだんに発揮したA、甘く綺麗なコーラスにLaidBack感を含んだB、シングルカットされた大人気のCはLuniz"I'veGot5OnIt"ネタにNateDoggが参加しFingazzのTalkBoxが絡む!チカノメロウな爽やかなD、ブリブリTalkBoxに銃声響きわたるG、極端になり過ぎないところがすばらしい!続くHは今度はシンセだ!GからHへの流れがかっこよすぎて鳥肌物!シュールなスキットに続き、Diamoniqueが参加したパーティーチューンのM、後半はぐっと落としてFemaleヴォイスの心地よい透き通るようなO、BabyBash"SugaSuga"を意識したようなP、もちろんオールディーズものも忘れずにQRで披露。メロウからゴリゴリまで幅広い構成は他のチカノの追随をゆるさない。2004年の名作に間違いなし!
[719] Lil Blacky Presents - Can't Be Stopped (2004)
ユーザー評価:未評価
LilSickoとPopsの協力を得て全32曲とボリュウムたっぷり2枚組みチカノコンピをリリース。曲数が多いのでかいつまんで紹介。ゴリッとダークなものから始まったかと思えばBCでFunkベースにシンセを絡めるチカノお得意パターンへ。プロデュースしているBiggBandittなる人物の好みか。三人で悲哀感溢れる切ないストリートライフを歌ったD、ネタメロウなFをはさんでSpice1を迎え「プルゥァー!」を炸裂させるG、TalkBoxの音量がやけにでかいJ、MoreBounceなLはODMがプロデュース!哀愁メロウなN。DISC2、BiggBunditが飽きずにFunkものを提供。一本調子なきもしないがシンセをちりばめるこのパターンが私のつぼ(笑)なAB、Femaleコーラスを絡めさらりとスムースなE、軽く悲哀感を心地よい程度に演出したK、TonyGのノリのいいプロダクションにゲスト参加のSlowPainのフロウもさえるL、ラストOはFrostが参加。Disc1よりもダークなホラー系が多く収録。個人的には絞り込んで1枚にしてもよかったと思う。BiggBunditのワンパターンなFUNKネタがステキ。
[718] Pocos Pero Locos - The Cyberbanger (2004)
ユーザー評価:未評価
毎度おなじみLAのチカノ専門ラジオ番組からのチカノオンリーコンピ。今回もE-DUBバックアップの元にチカノが集結。間間にコメントを挟んでラジオ仕立ての展開。その出だしを飾るDiamoniqueのAはソロアルバムにも収録されたFingazz作のアジアンバウンスチューン!個人的にお気に入りのこの曲をトップに持ってくるなんてさすがPocosPeroLocos!McMagicのTalkBoxとFemaleヴォイスのメロウな絡みで話題を呼んだGeminiのE、BrownBoyによるしっとりメロウなK、空間的なベースにシンセが絡むQ、トラックは23あるが曲は11曲のみ収録。手軽にチカノものを楽しむのにはいいが、ちょっと物足りなさが残る。
[717] Loyal - The Grand Hustle (2004)
ユーザー評価:未評価
LBC周りの人なのかKokaneやRoscoe, Down, GoldieLoc, BadAzz, SugaFreeなどが参加。前半数曲はFunk路線で攻めてくる。Kokaneがお得意のユルユルヴォイスを聞かせるA、Roscoeの切れ味する取いフロウが魅力的なWestcoastEastsideアンセムのB、TalkBoxをフックに使うも単調なC、続くDもTalkBoxをところどころにチリバめFUNKネタ。GoldieLocとBassAzzそしてDownがバックアップするもDownにメインを持っていかれた感は否めないF、ズシっと突き刺さるような勢いのIも途中で息切れか?悪くはないんだけどなんだか物足りない。何はともあれジャケのメガネは反則です。
[716] Cali Boyz - California Street Life (2004)
ユーザー評価:未評価
2004年夏の期待の大目玉だったコンピアルバムだったがふたを開けてみればBigHollis仕事の既発曲含むコンピに早がわり。CaliBoyzということでイロイロな人脈を駆使した参加面子が魅力かも。@をRickRockがドロっとパフォームし、先行シングルを切っていたH-Hustla, CellyCell, Dazがパワフルにマイクリレーを繰り広げるのDはファンクバウンスベースでしびれる!でもこの曲も既発だったのね・・・。続くEもハイドロ音に始まりゴツッとしたベースに無骨なフロウが"WEST COAST!"と繰り広げる激渋トラック。ネチッコイ仕事を見せるBigHollis作のGH、この辺は好きな人は好きかも。しかしただじゃころばないBigHollisはKでMaleコーラスがからむアダルトハードな佳曲を提供!それにLuniColeneとMarcellも見事に応える。後半にもちらちらと心地よいトラックが出現。予想より大幅にダウンした内容だがBigHollis好きには薦められる一枚。
[715] Turf Talk - The Street Novelist (2004)
ユーザー評価:未評価
V-Town産。E-40とMugziがバックアップ。まずはプロモカットされたRickRock作のぶっ飛びのAは、かなりヘビィなバウンスといっていいのかなんと言っていいのか男気あふれるいきり立ったフックがキマリすぎるうえにE-40も援護射撃!うねり狂うシンセにベイエリアから故MacDreとSanQuinnが参加したD、夏を思わせる爽やかトラックにのびのびした男性ヴォイスが絡むF、宇宙的で癖になりそうなI、今までとは違いおとなしくジャジーにVevittiとPassionが絡むL。RickRockがいまどきの音を提供し、他の製作陣も最近のE-40周りの音を演出。ねちっこい上に硬く、好き嫌いが分かれるところか。
[714] K-RINO - The Hitt List (2004)
ユーザー評価:未評価
Houstonにて1987年にSPC(SouthParkCoalition)を結成。1983年からラップを始め1stアルバムは"RealChill"のメンバーとして1986年にリリース。ソロ名義では9枚目か?イントロから背筋を凍らすような極悪さをぶちまけるハーコーシット!メロディにのせたフロウも心地よいA、若武者Z-ROを迎えたB、Femaleヴォイスと哀愁に浸るC、疾走感溢れる爽やかよりのトラックにお唄を絡ませるF、I Like Itネタで悪くはなるはずのないGはスムースにK.O.の歌声もノビノビとして心地よい。アルバムタイトルのIにはGangstaNipが参加。後半はシリアストラックが続き、TRAE, PointBlank等も登場。K-Rinoのフロウは激しく時には気だるい表情も見せる。ベテランならではの緩急の付け具合と多彩なゲスト陣の参加も魅力的。
[713] K-Rino and The SPC - Family Bizness (2004)
ユーザー評価:未評価
H-Twon産。SPCの親玉K-RinoとSPCの合体作。名義的にはK-Rinoのソロアルバムのような体裁。タイトルを"FamilyBizness"と銘打ったとおり、同郷からお仲間を多数参加させている。しょっぱな@は物悲しい雰囲気の中Z-Roの歌うようなフロウがさらに哀愁感を盛り上げる、ヘタウマというようりも本当にへたで耳障りなコーラスがトラックの繊細さをぶち壊すイナタ過ぎるB、機械的に高速フロウでまくし立てるスリリングなD、お歌がらみのミッドテンポで気持ちいいG、ダークなトラックに次々と入れ替わりお仲間たちがマイクをまわすN。重々しい雰囲気がアルバム全体に満ち溢れ、好きな人じゃないと受け入れがたいかも。
[712] MC Eiht - Veterans Day (2004)
ユーザー評価:未評価
タイトル通り大ベテラン。なかなか日の目を浴びず過小評価が続くが、コンスタントにしっかりとリリース。盟友Chillがほとんどの曲をプロデュース。シリアスなイントロはお得意のもの、ささやきフロウが神妙に抑えたようなFUNK感にのるA、Chillが参加したDは激渋のGangstaShit!ドスンと突き刺さるベースにFemaleコーラスが煽りを加え、Eihtのフロウが炸裂!渋すぎ!HではSCCのProdejeがプロデュースを担当。スムースLaidBackしたトラックにEihtが見事にはまるKは再度Chillが参加。こういうのも彼の持ち味。何はともあれ「ジィィーヤッ!」は健在!ベテランの実力を見せ付けた一枚。
[711] Sarah Connor - Sarah Connor (2004)
ユーザー評価:未評価
ドイツ産アーティストのUSデビューアルバム。お歌物。この人が好きなのかどうかは知らないがDREのビートをアレンジしたものが炸裂!@は"family affair"、Aは"no diggty"とDRE丸出し。BはTQがカラムも系統は一緒、一転落ち着いてしっとり大人びたR&Bをやさしく聞かせるC、"California Love"をつかい力強いヴォーカルを聞かせるE、Maleヴォイスとのデュエットを聞かせるF、またもやTQが登場するGはカノンを使ったこみ上げ系チューン!擬似競演ぽいが二人の息もぴったり(笑)とまあ言ってるうちにラストJはジャジーな場末のバーの雰囲気出しまくりで終了。ボリュームがすくないけどDREネタ使いとTQ好きな方は聞いてみる価値はあるかも。
[710] Won-G - Rage Of The Age (2004)
ユーザー評価:未評価
ハイチG男の4th(5th?)。特筆すべきは亡き2PACへ捧げたA。程よい哀愁感とFemaleコーラスがWon-G達の荒くれたフロウを見事に引き立たし、更にプロデュースにはPacの数々のトラックをプロヒュースしたJhonny J!「お前に会えることを知っているから泣かないぜ!」ってしびれる〜!爽快感あふれるC、シングルカットされたFは"Rapture"使いでこれも爽快パティーチューン!Gは落ち着いたMaleコーラスがすがすがしい、大人びたI、Femaleコーラスをふんだんに使ったK、再びアップテンポなMからFのRemixで終了!パーティチューンの連続で圧倒され、前作に引けをとらないでき。ただ少し音質が悪いのが微妙か。
[709] Kali's Finest - Spread Ya Hustle International (???)
ユーザー評価:未評価
GeeとWunderからなる二人組み。豊富なゲストも魅力の一つ。おしゃべりイントロに続きFunkネタにチロチロを味付けたAはE.A.SKiが参加、Maleヴォイスが軽やかに絡むB、RassKass参加の悪ぶったC、ネタ使いのDはなんとYo-Yoが参加!だけどもちょっとあわないかな。KC&Jojo参加の名曲F、FemaleラップがかわいいボーナストラックのG、さわやかなFemaleコーラスが心地よいLowrider賛歌のH、ポップなパーティーチューンのK、固めのトラックにコーラスが優しく絡む爽快なN、ラストにはMcEihtをfeatさせた極上メロウチューン!Eihtのけだるそうなフロウも哀愁感を盛り上げるコーラスもナイスマッチ!ゴリゴリで押してきて最後の落としはお見事。ファンク色が強めで好印象。そのたKing-Tなども参加。
[708] Playaz Tryna Strive - All Frames of The Game (1996)
ユーザー評価:未評価
SicWidItからT-PupとFithyRichの二人組み。国内盤はWPCの解説つき。リリックの内容やPTSの背景などはそちらに譲るとして曲調はもちろんE-40回りのV-Townネッチョリ物。ブヨンとしたベースが耳慣れた@にはE-40自らが参加、Silk-E嬢のしっとりした歌声に程よくLaidBackしたトラックが心地よいA、WestCoastに心酔するB、早口フロウが冴えるFはSilk-E嬢がフックを歌い上げる。へんてこボコーダにゆったりLaidBackしたJ、シンセをバックにG-Funk調に仕立てたM、アルバムタイトルのNは気だるいコーラスとともにGameを語る。SugaTが力強いフロウを披露するO、ラストQはやさしくボンサグ似のフロウに悲哀感漂うトラックがマッチ。Silk-E嬢がいい味を出している分淡々と聞けてしまうが、つくりが一辺倒すぎるのか聞いてるうちに重くなってくる感じを受ける。
[707] HI-C - Swing'n (1993)
ユーザー評価:未評価
同時再発。AtomicDogをベースにお決まりのゴリオシファンクにHi-Cもどこと無しに力が入る@をはじめとし、前作同様テンポのいい曲を多く収録。Bも同様のノリにシンセがスリリングに盛り上げる。G-FUNKの影響をモロに受けたシンセ使いがたまらないG、一息ゆったりとラテン的な雰囲気にFemaleコーラスをかませるI、ボーナストラック3曲もブリブリでかっこいい。フルパーティーチューンでトラック部分での成長とそれをコントロールというか負けじと気合が入るフロウも○。1993年作ということをこれっぽっちも感じさせないHi-C会心作。
[706] HI-C - Skanless (1991)
ユーザー評価:未評価
Quik周りで延々と活動を続ける1991年のデビューアルバムがなんと再発!しかも、ボーナストラック3曲を加えた嬉しい内容。時代が時代なのでミドルスクールというか、G-FUNK以前の音式ではあるが、明らかにQuikやその周りが製作してきた過程であるので現在の音とつながりがあるのは無視できない。お仲間AMG、2ND II Noneもモチロンフォロー。ご想像通りのBPMはやめのパーティーチューンの連続の中、ユルメにポップしたQuik作のDで息抜き。GapBandネタで青空の下的な雰囲気を作り上げるF、完全にレゲエっちゃってるG、典型的なミッドファンクのIも見事にはまって気持ちいい。Hi-C作のJのようなスムース感溢れるトラックは今にも通ずる快適さ。ボーナストラックの3曲はどれも名作ぞろいで本当にお得な内容。Quikのルーツを探るためにも聞いて損はない。
[705] Lil Flip - The Freestyle Kings Volume2 (???)
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???
???
[704] Lil Flip - The Freestyle Kings Volume 3 (???)
ユーザー評価:未評価
???
???
[703] Dulaa - Time (2003)
ユーザー評価:未評価
メンフィス出身のDulaaの2ndアルバム。ありがちなミッドテンポバウンスの@に続くAはメロウバウンス調のトラックにラガコーラスがかぶり、アコギが哀愁度合いを盛り上げる心にしみるナイストラック!ポップにのりよく繰り広げるB、Femaleコーラスをフックで使い哀愁度高めに仕上げるD、アルバムタイトルのE、シンセが鳴り響くシリアスなF、裏声コーラスにネットリしたフロウがゆったりしたトラックにかぶさるK、シングルカットされたLはスクラッチをたくみに取り入れたバウンスチューン。Mはセルフタイトル。哀愁物をうまく仕上げ、バウンス色も強くなく安心して聞ける一枚。(Thanx FantaGsta!)
[702] The Eastsidaz - Free Tray Deee Vol.1 (2004)
ユーザー評価:未評価
日本限定盤!前作でのロイヤリティの配分でSnoopともめたためか、今回はタイトルこそ名前は入っているがSnoopは微妙な参加。Snoop節のありふれた@、落ち着いたトラックに細いフックが神秘さを加えるAミストラックもなんのその。Battlecat節FUNK健在の素敵なタイトルF、Nateがメインといっても過言でないHは哀愁たっぷり。SugaFreeとKokane参加のIは軽快なFunkナンバー。Redmanを迎えたLはブリブリのギャングスタサウンドに軽めのTalkBoxらしきものが絡む激渋トラック!TaryDee、Goldie両者のフロウも渋くてかっこいいうえにRedmanのフロウも暴れまくる!ユルユルFunkなMはSnoopのフロウとぴったりマッチ。この辺はSnoopの持ち味か。ラストOはヘビィで渋めなトラックにフックがこれまたかっこよく曲を組み立てる。213とは対極にG風味がたっぷりこめられており、好きな人にはおいしい内容だが、Snoop参加ものはSnoop色が強く出過ぎてアルバムの中では浮き気味。それにしてもTrayDeeとGoldieLocはかっこいい!
[701] Gritsitory - Shattered Dreams (2002)
ユーザー評価:未評価
Ca州Richmond産。自信満々のイントロに続き、イントロからは想像が付かない意外にやさしいMaleコーラスを絡めるA、イントロのギターらしきものから爽やかなカリフォルニアの風を感じさせてくれるC、一転哀愁感あふれるDF、アルバムの中でもトップクラスのクオリティのIは気持ちよすぎるコーラスと強めのフロウのバランスが絶妙!私はこれを聞きたいがために購入!軽快なはねぎみパーティートラックのK、スリリングなN。ラストに向けて少しだれてくるか。アルバムの半数で絶妙なコーラス(とギター)を聞かせてくれるJ-JINGLESによってGRITSITORYのややダミっぽい声が引き立つ。1曲のためだけと思ったが多曲のクオリティも思った以上に高く満足。ただ、声に好き嫌いが分かれそう。
[700] Big Prodeje Presents - Random Violence (2004)
ユーザー評価:未評価
BigProdeje監修製作のコンピアルバム。Havocが抜けゴリゴリした雰囲気のみとなってしまっているが本作はいかに。イントロが2曲続いた後、やっぱりゴリっとした最近のProdeje仕事に象徴されるS.C.C.シットのB、ヘビィで硬いものが続くがちょっぴり歌心を絡めたE、やわらかにネタを料理したGはアルバム内でもおいしいメロウチューン。流れを引き継いだまま哀愁ゴリゴリながらもFemaleヴォイスがからむH、ゴリゴリ過ぎるS.C.C.ファンクにFunkyWarmのシンセがズバッと絡む激悪のJ、ようやく登場したLVにソウルネタを歌わせるL、S.C.C.風味がにおうN…と、ここ最近のS.C.C.路線に従ったゴリゴリものを多数収録。もうチョット表現の幅がほしいところ。
[699] Pitbull - M.I.A.M.I. (2004)
ユーザー評価:未評価
???
[698] Teedra Moses - Complex Simplicity (2004)
ユーザー評価:未評価
???
[697] Brown Boy - Change The Game (2003)
ユーザー評価:未評価
チカノ男。「チカノラップはGangstaになることだけじゃねぇぜ!自分の表現だ!」と、しっかりとしたお考えをお持ち。それに賛同されたかゲストが豪華。要所要所にFingazzも起用。というか全面プロデュースか?しょっぱななの宣言に反するようにG臭さプンプン漂うイントロからAへの流れ。盟友KnightOwlを引き連れて早めのBPMでシリアスに攻めるB、Cも思いっきりチカノG臭さ溢れまくりの前半。LSOBからODMを向かえ程よい哀愁感を強すぎるスネアで台無しにするD、ここでFingazz登場のっけから思いっきりTalkBoxで引張りお歌も絡ませながらド定番"OhHoney"、チカノ風味を効かせたIにマッタリのK、FigazzにくわえMr.Shadow更にFemaleヴォイスを絡めたスモーキーなL、LilBlackyとLilSickoが参加したNなどボーダーを越えるであろうトラック多し。REMIXのPもかっこいい。ラストQは劇的にお歌で締めくくる。TalkBoxにくわえFemaleヴォイスも効果的に織り交ぜている。ゴリゴリ感がやや強いがそれもかっこよく聞ける。ボリュウム満点。
[696] Life Style - Liquid Cocaine (2003)
ユーザー評価:未評価
H.I.T.(Collagreen)とBadaBing(Pretty Tony)の二人組み。PrettyTonyはSnoopの弟。サントラ"FAKIN' DA FUNK"で一曲披露。おじさん系イントロに続き、Snoopの名曲"Who Am I"とタイトルをかぶせ微妙にクセになるコーラスを聞かせるクランクチックなA、コーラスを軸にギターのリフとあわせて心地よく聞かせるC、LaidBack感を出しつつTalkBoxをスパイスに絡めるD、隙間トラックと荒削りなコーラスが親G心をくすぐるE、ググっとLaidBackしほのぼのとした雰囲気のIはBadAzzが参加しMixはDazが担当、KにはアニキSnoopが登場!Mixを担当したのはGoldieLoc!Lはアコギの刻むアルペジオにFemaleヴォイスがフックを歌い上げアルバム内で特出した心地よさを演出する。二人のフロウもクールでグッド!ラストはシリアスかつダークなMで締める。まったくもってSnoopの面影など感じられないがチープなトラックもいい味を出していて楽しめる。今後に大いに期待したい。
[695] D.E.A. - Screwed For Life (1998)
ユーザー評価:未評価
FatPatの兄(Thanx Mr.g-stringz!)HAWKが率いるH-TOWNもといSUCの強力グループ。とろけるようなトリップ感を表に出した@にはじまり、お唄がらみのものが多数を占める。リードヴォーカルを基本にゆったりと流れるA、ずっしりLaidBackしたトラックに単調ながらもMaleコーラスとシンセが絡むC、けだるく続くD、コーラスにあわせてピアノが踊るE、もっさり田舎臭いF、メロディアスでゆったりした雰囲気にやる気のないコーラスがイナタ過ぎるH、DOPEなシロップの沼にドロッとはまってしまったようなJ、今までのドロッとした雰囲気は変わらないがFemaleコーラスがLでようやく出現。泥沼から救ってくれそうな感じだが、全然雰囲気は変わらず。ネタをヘタウマヴォーカルで歌い倒すM、シリアスダークなN。終始シロップ漬けでグタグタにさせられ続ける。聴き終わったあとがけっこう重い。
[694] Nate Fox - Hitin' It From THe Back (1997)
ユーザー評価:未評価
サングラスに写るエロい肢体と中ジャケの名セリフ。エロさ爆発。LaidBackしたヴォーカルがのっけからいやらしさをプンプンとにおわせる@、Bay賛歌のA、そのままエロい路線でくるのかと思ったら前のめりなトラックがやけにかっこいいB、G-FUNK丸出しでシリアスに攻めてくるCDは見事に期待を裏切りタイトで渋い!シングルカットされたGは緩やかに爽やかにFOESUM辺りがやりそうな爽快メロウチューン。Femaleヴォイスも見事にマッチ。Sora嬢の可愛らしいお歌がほとんどを占めるジャジーなHはNateのけだるいフロウもグッド。たまらんです。ダンスチューンに仕上げた爽やかなI、ラストもこれまた見事な哀愁テイストを披露。Nateのけだるいフロウはナンにでもあってしまう。歌心もフンダンに取り入れた全12曲。名作間違いなし。インナーにLyricsが書いてあるのはウレシーです。当時NateDoggの偽者だと思って買い逃してました(笑
[693] 213 - The Hard Way (2004)
ユーザー評価:未評価
全世界が待ち焦がれたSnoop、WarrenG、NateDoggによるユニット!Snoop色を前面に押し出すとのうわさがあったが・・・イントロはFredWreck作。スリリングなトラックにNateのフックが追い討ちをかけるB、ブヨブヨベースのC、シングルカットされたEはWarrenGのREMIX(アルバム未収録)のほうが数段気持ちいい。Nateの寂しげなフックとWarrenGの哀愁をかもし出すフロウが絶妙にまっちする一押しのF、KanyeWest作のGはLatoiya嬢がばっちり213にはまる名サマーソング!4人組でもいんじゃない?LilHarfDead作によるアップテンポポップなIはNateが目立ちまくる!LaidBackしたJ、哀愁物も数曲収録されているがずば抜けてるのはQ!3人がしっかり役どころをこなすと本当にすばらしい。3人の役どころがパターン化されてしまっているのでもうちょっとゲストが参加したら面白かったかも、Gangstaしすぎないつくりも何気に○。ただ、WarrenGのプロデュースがないのが本当に残念。
[692] Lil' Keke - Don't Mess Wit Texas(re) (???)
ユーザー評価:未評価
再発。いきなりのScrewedの@にちょっと腰が引けるが、続くAはLaidBackしかかった爽やか気持ちよさげなトラック。続くBもH-Townポップ。Femaleヴォイスが心地よく響くSouthSide賛歌のC、綺麗なトラックにヘタウマ(いや、ヘタ)なコーラスが響くDはS.C.C.がやりそう。ゆったりスモーキーソングのE、う〜ん心地よい。と思いきや一転してバックにシンセが響くゴリゴリトラックのF、バウンスといいながらもやさしいH、ネタをベースに心地よいI、哀愁K、AL-D参加のLはポロリンとしたユルダルトラック、Nは@のオリジナル。H-TOWN風味もばっちり収録。名作。
[691] Tony Smallz - Smoke In The City (2004)
ユーザー評価:未評価
内ジャケの写真も声もフロウもどっから考えてもEIHT本人なんだけど・・・。ショッパナからRBXをfeatに迎えた激悪バウンスファンクのA、Daz参加の寂しげなC、バックのピアノがきれいなポップトラックにFemaleヴォイスがフックを爽やかに演じるD、Femaleヴォイスが静かに絡む単調なH、ゆったり優しいトラックにFemaleヴォイスとEHITが絡むメロウなK、迫りくる勢いが悪ぶりを発揮するL、フックがやけに耳に残るN、Kokaneがいい味を出す哀愁のQ、とにかく「ジーィヤッ!」はばっちり聞けます。
[690] Bad Azz - Executive Decision (2004)
ユーザー評価:未評価
3rdアルバム以降、怪しさを増してくるBadAzzの4作目のアルバム。マイナーリリースとなり話題性がなくなってもそれ相応のクオリティで仕上げてくるからご用心。本作もチープな仕様には変わりないがゲスト陣も豊富。KokaneいななくシリアストラックのA、BadAzzのたよりないカスレフロウが早口にトラックの流れに押されていく哀愁のB、Soopaflyお得意の微妙な変則系トラックにLatoiya嬢のお歌が絡むDPG仕立てなE、男性ヴォーカルが力強くフックを歌い上げるF、FredWreckによる軽快なポップトラックが非常に気持ちいいH、BadAzzのフロウによくあうスリリングなKにはDazも参加。E-White参加の疾走感溢れるM、OはなんとProdejeによるメロウトラック!お歌も絡んでう〜んうっとり。ラストはボーナストラックとして反戦トラックが収録。またこれがしびれるかっこよさ!そうそうたる面子がマイクリレーを繰り広げプロデュースはFredWreck!(だったはず)毎回期待していないのにツボを抑えたものをリリースしてくるBadAzz。もうDPGの下っ端なんて呼べません。
[689] Troublesome - How Ya Like Me Now? (2002)
ユーザー評価:未評価
CaliからH-Townへ移り住んだチカノ。1stアルバム。大御所SlowPainとBigBanditを迎えたテンポのいい@、心地よく哀愁感あふれるコーラスが流れるA、ポップでノリのよりDはFemaleコーラスがグルーヴと爽快感を生む。ん?2PACにフロウが似てないかい?ググッとテンポを抑えたEはメロウでLaidBack加減が気持ちいい。あふれんばかりの悲しみを詰め込んだG、Femaleヴォイスが嘶くH、ピアノが踊りコーラスが耳に残るI、終わりにかけて勢いのいいトラックも忘れずに収録。ラストは電話。キャッチャーなコーラスをうまく綺麗なトラックにあわせるところはお見事。クオリティも高くお勧めできるチカノ皿。
[688] SLO-L - Eyes On The City (2003)
ユーザー評価:
???
???
[687] Crazy - Us Killin Us (2004)
ユーザー評価:未評価
Pac似のアーティストとして必ず名前がで来るCrazyの3rdアルバム。このアルバムリリース時に1stと2ndも再発。タイトルからして十分過ぎるメッセージを秘めている。イントロに続く(2)のイントロではその核心部分にせまりお得意悲哀路線、まんねりっぽさも残しながらも新しいスタイルへの挑戦も見せる(3)、ゴリゴリチキチキバウンスはお得意のもの。ソフトなトラックにのっかる(7)はPacを意識してるとしか思えない。クランクじみた(8)、要所要所に挟んでくる柔らか哀愁目の(13)、PaulWall参加でそれらしく仕上がっている(14)、Femaleラッパーとの掛け合いが癖になりそうな(18)。悲哀愁ものがほとんどを締める。どうしてもモノマネ的な視点で見てしまうが、この重さは好きな人にははまりそう。
[686] Crazy - Please Don't Kill me (1999)
ユーザー評価:未評価
2PAC似ラッパーとしてのレッテルを貼られてしまったCrazyの2nd再発。ダウナーで寂しさ漂うトラックにお子チャマコーラスをのっけ、PAC似のフロウを乗っけるアルバムタイトルのA、コーラスを絡めスムースな悲哀愁感を存分に味わえるD、キンキラちりばめられたE、お唄を絡ませCrazyの肩に力が入りまくったフロウをぶちまけるI、爽快アッパーチューンのK、7分にも及ぶ大作LはPac真似の境地か。メロウに仕上げたMはしっとりとしたコーラスが気持ちいい、DearMaMaを意識したか?ブリブリバウンスのN、お得意哀愁なP、コケティッシュなQで終了。PACを意識していないといったら嘘になるが、それよりもラガテイストが強い。なんだか聞いてて疲れてしまう重さを含んでいるので長時間聞くのは難しい。
[685] Crazy - I Shed Tears For The World (1998)
ユーザー評価:未評価
2PAC似の声とフロウが特徴的なCrazyの再発1stアルバム。PACとBiggieの死を悲しむイントロから始まる@はストリングとCrazyのパックにのフロウとコーラスがお涙頂戴必死の哀愁チューン。Aはうってかわってタイトルそのまんまなアップテンポでノリのいいな爽快チューン。"AllEyezOnMe"を思わせるトラックに鬼気迫るフロウがのるC、ぐっと落としたメローチューンに巻き舌を絡めたフロウが絡むF、哀愁よろしくのトラックにはこの手のフロウがよく合い、シリアスさを増す。ただどうしてもPACと比較してしまうとパワーが弱いか。前半のような流れを持ってきて欲しかった。ラスト2曲はアルバム内のRadioEdit。ボリュウム少なめだが哀愁物が好きな人とPAC似のフロウを堪能したい人にはお勧め。
[684] Tru Playaz - Heat (2002)
ユーザー評価:未評価
男4人組。RAPのアルバムというよりも、歌を絡めまくってるのでR&Bもしくは歌ものと位置づけたほうがいいかも。本人達はR&Bグループだという認識の模様。前7曲とほとんどEP仕様。プロダクションはSeanJordanによるもので、非常にポップな仕上がりになっている。キャッチャーなフックにテンポのいい@、ポップにお歌が気持ちいいA、アルバムタイトルのBはコーラスの間に現れるねちっこいフロウが妙にはまる。落ち着いたトラックにコリズに乗っけるお唄のD、Femaleヴォイスを絡めGangsta調に仕上げたEはRAPメインでなかなかかっこいい。しかし!この曲なぜか47分もある。1曲終わったあとは無音(笑)Gangsta臭くもなんともないが、ノリヨク楽しみながら聞ける。7曲はちょっと少なすぎるか。
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