RenKirishima&G-HOUSE03/2005年ベストセレクト2枚組み/ Gangsta Expresss2006 -> [HMVで予約]
G-STA03 FM
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LA REPORT 2006


成田からLAXへ。何度乗ってもエコノミーの狭さは殺人的だ。出発前のビール
とりあえずのビールに赤ワイン。映画にゲーム。しかし腹が立つことにヘッドホンの調子が悪い。接触が悪く左側から音が出ない。ステキな民族衣装のフライト・アテンダントに交換してもらうがまたまた接触が悪い。

そんな細かいことにイラつきながらも、9時間近くにも及ぶ軟禁時間をこれから起きることへの不安と期待で何とか乗り越える。


予定時間よりも早めにLAXに到着。迎えのリムジンに乗り込む。
Hi-C / The Hi-Life Hustle
Hi-Cのジャケットにある"LAX"の看板。
広がる青空。
右側車線。
高速下に見えるInglewoodの町並み。

L.A.だ。

「ここら辺は間違っても日本人は住まないですね。」

と、運転手が言う。

でも、私は日本人で住んでいる人を知っている。

リムジンをダウンタウン方面へしばらく走らせる。
今回の訪米目的のひとつである"DJ 2HIGH"と合流。
スゲーとこにすんでるなぁ。

宿泊先のホテルにチェックイン。
すかさず自分は泊まりもしないのに巻き始める2HIGH。
それを横目に簡単に荷物を片付け、出発の準備。

さあ、これからL.A.を満喫しに出かける。

COMPTON

スラーソンのスワップミートに寄り、車をCOMPTONへ走らせる。Pimp Shop
"The Godfather Of Gangsta Rap"と称されるEazy-E等の出身地、Gangsta Rapの聖地だ。
しかしそこは危険と隣り合わせの町でもある。

Eazy-Eの実家を見る為、ブロックをぐるぐると廻る。

とあるところで車が止まる。

「Comptonの地をぜひ踏んでください。」


名前だけでビビるComptonの地を直に踏んだ。

そこで2HIGHのHomieと出会う。
家の前にぽつんと立っていた。と、続々と集まってくる。
彼等はメキシカン。

黒人の少年二人が通りかかる。
メキシカンの一人が、なにやらからかっているように声をかけている。

「その赤い靴がきにいらねぇなぁ、あ?」

ここで知った事実。

メキシカンは黒人が嫌い。

スペイン語で「ゴキブリ」を意味する言葉、それを黒人に向けて使う。

この滞在期間中に感じたことのひとつに人種の問題がある。
われわれ日本人が普段の生活であまり意識しないこと。そんなことが日常に溢れている。

彼等はこころよく私たちを迎えてくれた。
別れ際のCompton式ハンドシェイク。

「これがComptonのやり方だぜ」

この地を踏んだことは忘れない。

V.I.P. RECORD STORE LONG BEACH!!!

あたりが段々暗くなっていき、昼間の温暖な気候から急に冷え込んでくる。
Comptonを後にし、Long Beachへ。

G-RAPファンなら誰もが知ってるまさに"World Famous"なレコードショップV.I.P. RECORDへ向かう。

V.I.P. RECORD


まさにそこはあのV.I.P. RECORDだった。

店内を物色し、店員に

「EastsideはTOBU(東武)って日本語で言うんだよ。」

と、教える。
その店員は当たりかまわず、そこら辺の客やら他の店員に

「ヘイ! トーブー!!!」

と、連呼。

ちょっと緊張して張り詰めていた気持ちが楽になり、肩の力が抜けた。

お決まりの店内のVIPソファーで記念写真。
表に出ても記念写真。

あぁ、かなりミーハー。

とあるアーティストの到着まで、車内で待機することになった。

Bad Azz

来た!

Bad Azzだ!

車二台でお仲間を連れて登場。
ぱっとみ普通の青年だ。

腹が減っていたらしく、そばのチキン屋でフライドチキンを注文。
しかも、私たちの分まで買ってくれた。

同じ車に乗り込み、スタジオまで同行。

途中でとある箇所による。
なにやら車を売りたいやつがいるとのことで、写真をとってWebに
載せろと頼まれる。

それがこの写真。


右端BadAzz

車

ご希望の方は連絡くだされば仲介します。

車にもどり、またスタジオめがけて走り出す。

Josef Leimberg

着いたスタジオ、そこはプロデューサー"Josef Leimberg"のスタジオだった。

この名前にピンと来ない人もいるとは思うが、Snoop Doggの"Paid Tha Cost To Be Da Boss""R&G"などに参加しているプロデューサーだ。

Josef & Bad Azz


スタジオは・・・寒かった。

Bad Azz等がレコーディングに入る。
正直、どのように彼等がレコーディングに取り組むのかというのにも
興味があったので、これはかなりいい機会だった。

Josefのつくったトラックが延々とスタジオ内で鳴り響く。
それにあわせてBad Azzとその仲間たちがペンをとり、リリックを紙に書
きこんで行く。

その作業の間に、次から次へとお仲間が増えてくる。

リリックが完成したのか、レコーディングルームへと移動するBad Azz。

実はこの間、コロナを誰かが1ケース買ってきていた。
みんなそれを片手に作業をしている。

小心者の私はそれに手を伸ばすことも出来ず、
ことの行く末を見守った。



彼は突然風のように現れた。

一瞬、「Suga Freeか?」と見間違えるようなPimp風貌。

それはプロデューサー"QUAZE"だった。

そのPimpないでたちからそうぞうにたやすい、
Suga Freeのプロデューサー。
SnoopやBootyなどの曲を手がけたりもしている。

なにやら彼が出演するSnoopのドラマ(映画か?)のプレミアが
BETで放送されるとのことでそれをみんなでみるために来たよ
うだ。

玄関横のTVのあるソファーにみんなでうずまるように座る。

「そろそろだ!ほら!でるよ!でるよ!」

Quazeが画面に登場!

まわりから上がる歓声。
恥ずかしそうに照れ笑いするQuaze。

気さくでのりがよく、Pimpな雰囲気がとても似合う人だった。



今回会ったアーティストの中でも印象深かったのが"KOKANE"だ。
非常に物腰が柔らかく、とても気を使ってくれて話しかけてきてくれた。

しかし、独特の雰囲気があった。

Josefのスタジオにレコーディングのために後から合流してきた。

先にレコーティングしているBad Azzにかなりのプレッシャーをかけていたのが印象的だった。

彼に日本に来てくれないか?とたずねてみた。

「いくつか理由があるんだけど、俺はGだからな。そう簡単に国外にでれないんだよ。」


Gangstaであるが故の弊害。

しかしその質問の後、Kokaneはいきなり”さくらさくら”を私の目の前で歌いだした。
歌詞はかなり間違えていたのだが、それでも生Kokane。半端じゃなくかっこよかった。

ニューアルバムに収録予定の数曲も聞くことが出来たのだが、それもすごい。
鳥肌モノのかっこよさ。

実は、意外と苦手だったKokaneだが、このかっこよさは失禁もの。
次回作がカナリ楽しみだ。




「ジョージ・クリントンが来る!」

私たちがJosefのスタジオに到着する少し前まで、ここにはあのジョージ・クリントンがいた。
それがまた戻ってくるというのだ。

その知らせに大興奮だが、肝心のBad Azzがソファーで爆睡。
というのも他のアーティストがレコーディングをしてしまっていて、時間をもてあましてしまったからだ。

しかたなく別のスタジオへ移動することに。

LA到着初日の疲れも尋常じゃない私たちは、途中でサルサを食べてホテルへ戻った。

Special!!!
■LA滞在記(2006.1)
■J WELLSRelease Party
■D.P.G. ERA 対談その1
■D.P.G. ERA 対談その2
 
Interview
■ 1stBorn Hot!!!

■ Bullet - 2

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■ A-Gee aka Mikel Knight
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■ Shorty from Da Lench Mob!
■ Lil' Suge from West Up!
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■ DJ Skratch
■Young Noble from Outlawz
■ Neb Luv from 5footaz

Rumor
■WSC meets Lil Suge?
■ Havoc & Prodeje, 3rd?
■ Suge,狙われる!?
■ Snoopやめていない??
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■ M&M撃たれる!
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